はい、アテネ国際空港(エレフテリオス・ヴェニゼロス空港、ATH)では、保安検査後(制限エリア)の搭乗エリア内にある屋内喫煙ラウンジで喫煙でき、保安検査前(一般エリア)にはターミナル外の屋外エリアも利用できます。このため、ATHはギリシャの空港の中でも喫煙者にとって利便性の高い空港のひとつであり、一服のために保安区域を出る必要がありません。
保安検査後(制限エリア)
ATHでは、保安検査後の各エリアに空調完備の密閉型喫煙ラウンジが設けられています。アテネは出入国審査の先で3つの隔離された搭乗エリアに分かれているため、利用できるラウンジは搭乗するゲートによって異なります。
- 非シェンゲン圏(Aゲート): ゲートA8の向かいに指定の喫煙ラウンジがあります。長距離便、英国便など非シェンゲン圏へ出発する旅客が対象で、Concourse Aの公式な喫煙ポイントとなっています。
- シェンゲン圏内(Bゲート): メインの喫煙室はゲートB12とB13の間にあり、空調完備でスポンサー名を冠した広々としたラウンジ(「Winston Lounge」)です。Concourse Bの奥、ゲートB19〜B21付近にも2つ目の指定喫煙ポイントがあり、シェンゲン圏からの到着旅客が手荷物受取り前に立ち寄るのに便利です。
- サテライトターミナル(Cサテライト): サテライト棟のゲートC34付近に喫煙室があり、メインターミナルから動く歩道のある300メートルの地下通路でアクセスします。サテライトはシェンゲン圏・非シェンゲン圏どちらの便のボーディングブリッジも扱っているため、ゲートがサテライト側になった場合はこの喫煙室の存在を覚えておくと役立ちます。
これらはいずれも指定の屋内喫煙室です。ギリシャの法律では一般的な屋内喫煙が禁止されているため、喫煙はこれらの密閉型ラウンジ内に限られ、一般のターミナル区域そのものは禁煙が保たれています。空港側も、換気設備を備えたこれらのラウンジが保安検査後で喫煙できる唯一の場所であると明言しています。ターミナルの改修に伴い正確なゲート配置が変わることもありますが、3つの保安検査後エリアそれぞれにラウンジが1つずつ用意されています。いずれも無料で利用でき、チケットや会員登録は必要ありません。
アテネでの乗り継ぎ中の喫煙
アテネは、ラウンジが保安検査後にあるため、乗り継ぎ中の喫煙がヨーロッパの中でも特に容易な空港のひとつです。たとえば西ヨーロッパ便から中東便や長距離便へ乗り継ぐ場合でも、喫煙のために一度外へ出て保安検査を受け直す必要はありません。乗り継ぎ先のゲートに合わせて、非シェンゲン圏ならA8、シェンゲン圏内ならB12〜B13、サテライトターミナル経由ならCサテライトの喫煙室へ向かってください。シェンゲン便と非シェンゲン便の間を乗り継ぐ旅客はATHで出入国審査を通過することになるため、喫煙する場所と搭乗ゲートが審査の前後で分かれている場合は、時間に余裕を持ってください。
保安検査前(一般エリア)
- 出発ロビー(レベル2)のメインエントランス外にある屋外喫煙所で、灰皿が設置されています。
- 到着ロビー(レベル0)の出口とタクシー乗り場付近にも屋外エリアがあり、到着旅客が利用しやすい場所です。
- ターミナルと短期駐車場の間にある屋外スペースも人気のスポットで、悪天候時に利用できる屋根付きの喫煙ブースがターミナル外に設置されています。
保安検査前のエリアはいずれも灰皿とごみ箱で示されています。
アテネは屋内ラウンジがあるため、ギリシャの空港の中で喫煙者にとって最も利用しやすい空港です。島しょ部や北部へ乗り継ぐ場合は、ヘラクリオン空港(HER)の喫煙所とテッサロニキ空港(SKG)がいずれも保安検査前の屋外のみで、保安検査後の喫煙はできない点に注意してください。
ギリシャの空港における喫煙ルール、電子たばこのルール、その他の一般情報については、ギリシャの喫煙ガイドをご覧ください。
